2023年10月の日記

記録です。

不安は魂を喰い尽くす

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選の上映で、『不安は魂を喰い尽くす』を観た。

「わたしたちもっとお互いに優しくしましょう、それでなければ生きている意味がない」という台詞があって、もうこの世で本当に大切なことはそれしかないかもしれないとおもう。

Blender fesを見る

3D作成ソフトblenderの情報を色々配信してくれていたオンラインフェスの動画をアーカイブで視聴。

漫画家の浅野いにおさんが自身の連載漫画に3Dモデルをどう組み込んでいるかという話が面白かったが、まず壁とか窓枠とかをパーツ単位で作っておいて、それをレゴみたいに組み合わせて建物を作っていくというモジュラースタイルでやっていて、もうモデリング技術以前にレゴ脳(?)がないと出来なそうですごいなとおもった。

最近やったインディーゲーム

「Chants Of Snnaar」「NUTS」「Genesis Noir」の三つをプレイ。

ゲーム紹介を単体で記事にしようとして挫折していた。

どれもおっきい会社(雑観念)で提案したらえらい人(雑観念)に「もっと分かりやすくしろ」って削られてしまいそうなエッジがそのまま残された感があって良かったし、世界観のビジュアルへの接続が理に適っていた。「NUTS」「Genesis Noir」は終わり方の抽象度が凄くて感動するし、「Chants Of Snnaar」はかなりロジカルがしっかり作られててやりごたえあった。

ちなみに「NUTS」は監視カメラを仕掛けてひたすらリスを追うゲーム、「Genesis Noir」は宇宙誕生と恋人の死が絡み合うSFサスペンス、「Chants Of Snnaar」は暗号解読的に独自言語を解読していくゲームです。

RenoiseをDLする

RenoiseというDAWを知り、おためし版は無料なのでDLしてみた。UIに惹かれたけどデモ音源がどれもかっちょいいのも最高、でも全然さわれてない………

松濤美術館に行く

松濤美術館に初めて行った。杉本博司の展示。このジャンル(?)に詳しい友人が同行していたので色々解説してくれて面白かった。

松濤美術館は建築的にもかなりアツい場所らしく、わたしは建築はよくわからないけど確かに階段とか吹き抜けとかかっこよかった。

BlockheadというDAWの存在を知る

わたしがDAWと仲良くなれないの、そもそもグリッドという概念と仲良くできない説があったんだけど、なんとこのDAWはグリッドもなければBPMですらモジュール的に組み込むことが出来る!これだよこれ!

とおもってパトロン登録しましたがまだ全然触れてない…………

ジョセフ・アルバース展に行く

DICにジョセフアルバース展を見に行った。20年正方形に向き合い続けたのが凄いね、そこまでいくと人と違うものが見えてくるんだろう。

DICは『エクス・マキナ』に出てくるネイサン邸みたいな雰囲気あって住みたかった。

帰りに初めてサムギョプサルを食べたんだけど、作法がまるで分からないから店員が焼くはずの肉を勝手に焼き始めてしまったり、巻いて食べる用の野菜をサラダだとおもって食べ始めてしまったりしてやばかった、自分が。

あとサムギョプサルを食べる行為、「作業」すぎて凄い無言になってしまう。蟹ぐらい無言になる。と言ってもそんなに外食で蟹食べたことないから無言になった経験がない。

『好き、好き、大好き』を読む

serial experiments lainの元ネタとしても有名な詩集、最近リイシューされたらしいということで読んでみた。著者が精神科医で、当時交流のあった患者の言葉を掬い取りつつ綴っていった、という前提を知らずに読んだので途中でなんだか怖くなった。

話題になってたneedy girl overdoseも影響を受けているゲームらしく、制作者が後書きを書かれていた。この後書きが良かったので、ゲームもやってみようとおもう。

ここへきて やむにやまれず サンサシオン

アーティゾンで山口晃『ここへきて やむにやまれず サンサシオン』を見る。10月はなんかやたら美術館に行っている気がする。展示自体も面白かったけど、美術館と交渉して普段は禁止されてるスケッチをOKにする試みをしてくれていて、せっかくなのでミニスケッチブックを用意して行った。

あんまりスケッチしてる風の人がいなくてビビりつつ、ちょちょっと描いてみた。下手なりに楽しかった。「描くことは見ること」、確かに描く視点で見ると自分がいかに見れていないかが分かる。

楽しかったからデッサン会とかしたい。しかしやりたい会が多すぎるのだ。

サムウィルクスとジェイコブマンのライブ 

チケットが抽選で当たって見ることができた。ビルボード横浜自体初めて入った。ラグジュアリーだった。

サムウィルクス、音源で漠然とシンセだとおもっていた音を全部一人でベースから出してて、誇張ではなく「驚愕」して椅子から身を乗り出して見てしまった。どうしてもペダルボード見たかったので終演後にステージに近寄って必死に写真を撮ったけど見たところでよくわからんかった。

分析してくれてる記事によると、オクターバーとピッチシフトを駆使してるのは分かった。なんかあのヴァーッみたいな歪んだバイオリンみたいな音ってどう出してるんだろう。予想→ファズで歪ませて、サスティン伸ばしてボリュームペダルでアタックを消してる?

日プ女子を見てる

今のところ、投票はまだしてません。Leap Highのダンスのサビは踊れるようになったよ。

「2023年10月の日記」への1件のフィードバック

コメントは停止中です。