2024年1月の日記

日記です。

今月よく聴いてた曲プレイリスト

今月はポップスが多めになりました。

元旦

令和6年能登半島地震に係る能登町災害義援金の受付について

これ以上被害が拡大しませんよう、被災された方々が避難生活から日常に戻れますよう願っております。

東京都写真美術館

東京都写真美術館で、「見るまえに跳べ 日本の新進作家 vol.20」と「ホンマタカシ 即興」を見てきた。

ホンマタカシの作品は、建物の部屋全体をピンホールカメラにして撮る、みたいなことをやっていて、ピンホールカメラ会をやったこのタイミング的にもタイムリーで興味沸いた。

後日、日曜美術館でホンマタカシさんが「写真や映像を撮ることには暴力性/攻撃性が付随する気分がするけど、ピンホールの場合は写ってくるものを待ってるだけ、受動的な所が気に入ってる」的な話をしてて、それも良かった。わたしももっとピンホールカメラの実践していきたいぞお。

「見るまえに跳べ 日本の新進作家 vol.20」のほうも結構衝撃作が多かった。

上映されていた「戦争だから、結婚しよう」は作家がウクライナに渡り、戦争の中にある日常を写した作品で、風景だけでなく空気や匂い、時間を通して戦争のかたちをつかみ取ろうとするような実践があった。ちょっとあんまり簡単に感想が言えないので、去来した色んな思いはそのままにしておく。

あと上野のひとびとを捉えた「路上」シリーズはAI生成美女とかの美的感覚に毒された人類にいま必要な感じがあった。SNS上で見られる人間の美しさについて、最近、考えてしまうことが多いので。

「同意」を読んだ

”法律が禁じている若年者との性交を探し求め、その経験を作品に利用する有名作家G。30年の沈黙を破り、その時少女だったVが断罪の筆を執る。作家や芸術家は何をしても許されるのか―。#MeToo運動にもう一つの次元を付け加えた衝撃作。

引用元:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784120053535

ヴァネッサ・スプリンゴラの「同意」を読んだ。未成年を傷つけるだけでなくその体験を芸術家として「売り」に出来ていたという現実がエグい。

スプリンゴラの確実に急所だけをつくナイフのような精緻な文章が凄いのだが、そんな彼女の文体までも作家Gが奪い取っていくという部分が一番怖かった。

サブスクいろいろ

正月休み、久々に映画のサブスク色々見てみようと思い、まずネトフリに再加入。なんとなく実写版の『幽遊白書』を見たら、「志尊淳の顔の可愛さ=ポメラニアンの可愛さと同等」という理(ことわり)に気が付いてしまい、そこから志尊淳の作品全部見るをやっていた。

折角U-NEXTにも入ったのに志尊淳の出てるドラマとかばっかり見てしまった。ちなみにトッキュウジャーは全部見た。

志尊淳といえば最近出演していた『フェルマーの料理』(フェルマーの定理のもじりだよ)は「このやおいがスゴい2023年」ベスト狙えるぐらいやおいだったのでもっとその筋のオーディエンスに話題になるべきだったと思っている。

TITANEを観た

折角U-NEXT入ったので新作映画も一本ぐらい見ないと。。という気持ちで『TITANE』を観たのだけど本当にびっくらこいてしまって、独創的な設定が、ただぶっ飛んでるってだけでなく、あんな高みに到達してしまえるんだなあ、それが映画だなあと思ったのであった。

この世界の、足元にある最も猥雑な部分もすべて、神話を構成する一節なのだと、現実を見る目を変えてしまうような作品っていうのが、ほんとうにたまに訪れるので素敵だ。

自分で映画作りたいとも作れるとも思ったことはないのだけど、もし作っていたとしても絶対にこんな作品は作れないだろうと思わせられてしまった。

物欲がやばい

基本的に金がないので「ないものは買わずに作る」のDIY精神でやってきたが、ここへきてYAMAHAのSEQTRAKとか、Teenage Engineering EP-133とか、そういう見た目の可愛い音楽系ガジェットが出まくるので、なんか一個ぐらい買っちゃおうかな。。と思ったが最後<全て>が急に欲しくなってしまい、ここ一か月ぐらい毎日購入できそうな新しいガジェットの事を考えてしまっていた。

で、最終的に月末にとあるサンプラーをポチりました。が、入荷待ち状態なので途中で気持ちが日和ったらキャンセルしてしまうかもしれない。

版画美術館

町田の版画美術館でなぜか企画展が無料だったので見てきた。

その中に展示されていたヨルク・シュマイサーの『変化』という作品が面白くて、ある元のイメージを元にしてその版に加筆していったり、そこに違う版を重ねることでどんどんイメージを変質させていく(時間による経過を表す)というものだった。

版画という性質を生かせばそういう事が出来そうだよねと思うし、実際それ自体はよくある手法だったりするのかも?しれないけど、そもそもの絵の精密さが凄いので、アイデアがはんぱないクオリティで実現されていることに恐れ入った。

このオリジナルの版を元にしてどんどんバリエーションを作っていくというの、音楽だったらどういう手法になるんだろうな~と考えていたんだけど、それこそremixとかにあたるだろうか。。

ゼロから学ぶ音楽文法

定期的に「楽理やり直したい/ちゃんとやりたい」気持ちになるので、どなたかがお勧めしていた菊地成孔の「ゼロから学ぶ音楽文法」動画シリーズを見始めた。

菊地成孔といえばすんごい昔に『憂鬱と官能を教えた学校』を読んでそれもポップス理論について分かりやすくて勉強になったんだけど、動画だと実例付きなのでやっぱいいですね。

まあ結局スケールとかは地道に練習して覚えろって話になってくるんだけど、「やりたくないってなったら、やりたくなるまで10年でも待っていいよ」とか言う事が結構優しいのでなんか気軽に見進めていけそうな気がする。

あとお陰で久々に楽器に触っているけどやっぱ楽しいよね楽器。。

Duolingoはじめた

絶対続かないと思った自分がリマインドがあるおかげで続けられてます!って言いたかったんだけど、14日目でもうやり忘れて連続記録が途絶えてしまった(アイテム使ってなんとかしました)。ちなみにアラビア語をやっている。アルジャジーラ見れるようになったらすげー。

しかし習慣づけにリマインドが効くのは実感するところなので、全然続けられない筋トレとかもDuolingo的なアプリがあったらちゃんとやれるんじゃないかと思ってしまう。

なんかそういうアプリでお勧めのがあったら教えてほしいです。