2025年2月の日記

日記です。

今月良く聴いてた曲リスト

犬がいるカフェに行った

友達と行ったカフェに居たでっか犬にめちゃ吠えられる(犬カフェではなくて多分店主の飼ってる犬?)。わたしは犬のことについて詳しくないので、こういうときに怒ってて吠えてるのか歓迎の意で吠えてるのかそれとはまったく別の意味なのかが分からなくて戸惑ってしまう。触り方もわからないのでどこ撫でていいのかもよく知らない。義務教育でやったほうがいいかもね、犬講座。

『鏡の中のマヤ・デレン』観た

渋谷イメージフォーラムで前衛映画監督として有名なマヤ・デレンのドキュメンタリー『鏡の中のマヤ・デレン』を観る。
ダンサー、文化人類学者、巫女など色々なことをやっていたらしいがその色々なことが全部映像制作に生かされている気がする。
作品の中に太極拳をやっている男性の動きをひたすら映している映像があって、太極拳は宇宙の無限のエネルギーの循環って説明されてたのがかっこよすぎたのでこの日から太極拳の講座のyoutubeを見ている。
まずは空気椅子的な中腰姿勢に慣れるというところから頑張っている。
マヤデレンの『午後の網目』は素晴らしい短編作品で(検索すると何かしらで見れると思う)、そもそもタイトルがやばいが、映像中に一瞬根落ちて半覚醒状態で映像を見ながら夢を見ていたのが無限の時間に引き延ばされる体験をしてやばかった。

呼び込みくんシューゲ

呼び込みくんにリバーブかけたらシューゲイザーにできるのかな、という疑問が湧いてやってみてた。


実際にはリバーブをかける前に自作のガビガビナイザー(音源をガビガビにする)をかけていて、このツールは普通にコードを共有したい気持ちがあるんだけど、SuperColliderで作ってて、SuperColliderだと誰も使わないので、できればM4Lに移植したい気持ちはある。といいつついまだにM4Lの勉強ができていない。

『ファーストキス 1ST KISS』を観た

『ファーストキス 1ST KISS』を観にいつもレイトショーはガラガラな近所の劇場に行ったらかなり座席が埋まっていて、しかも誇張ではなくその9割がカップルでびっくりしてしまった。
内容は中年を主役にしたセカイ系というか、SF的主題の解決方法があくまでキミとボクの世界に閉じており(環境的な変数には目を向けない)、それによって人の死という一個の事象がキミとボクだけのエモい終着点としてエモ消費されるような内容なのだが、二次元か少年少女ならギリギリ成立できそうなファンタジーラインの話をちゃんと受け止める松たか子と松村北斗の度量が広すぎるよ展なのであった。

上野動物園でフィーレコした

上野動物園にフィールドレコーディングしに行った。動物園ってひとりで行っても友達と行っても面白いんだけど、ひとりだと周りに人がいなくなった瞬間にドデカ動物とオレのタイマンが開始されちゃって怖いから友達と行く方がいいかもしれない。

COLORS展

ポーラ美術館のCOLORS展。導入に「ディスプレイから離れて”生”の色を見ていってね!!」て文章があったんだけど、デジタルでなく”生”の絵の具で描いた赤いリンゴの絵はリンゴの概念(イメージ)だけじゃなくリンゴのマテリアル(その表面の凹凸の性質)をうつし取ってるんだなあとかおもった。
ベルナール・フリズの作品は色を織り込んでいく感じが編み物好きとしても共感があって、編んでて心が安らぐのは色の効果もあるんだよなと思った。靴下にしてもなんにしても出来上がったものをみると単色の方がかわいいことがおおいんだけど、編んでいるときは段染めの毛糸の方が楽しいんだよね。

ヴァナキュラーとオリジナリティ

恵比寿映像祭・日仏会館共催シンポジウム「ヴァナキュラーとオリジナリティ」行ってきた。ファインアート的な写真と対照的な家族写真や科学写真等の「ヴァナキュラー」な作品に美を見出すことと、ヴァナキュラーなものを選び取って展示空間に配置することのアンビバレンス、というお話があった