2022振り返り日記

毎年この時期になるとアドベント企画に参加させてもらって1年を振り返るブログを書いていましたが、今年は開催されないということで、ちょっとさみしいですが(でも、毎年企画やるのはオーガナイザーさんも大変でしょう。。!)、個人的に書いてみることにしました。

NFTに手を出す

はい、一部のアーティストから蛇蝎のごとく嫌われているNFTです。

逆に、なぜこれほど嫌われているのかというのに興味をひかれ、(CO2排出による環境汚染で問題視されているというのは分かりやすい嫌われポイントですが、まあ改善を目指す動きもあるし、なんかそれだけではない、あり方そのものに対する嫌悪感の示され方をしている気がして)、実は誰にも言わずにちょっとだけ試してみていました。

ちょうど、今年に入ってからAI画像生成の技術が素人にも扱いやすくなっていたので、それを使って色々イラスト作品を作っていました。

AIで生成した画像と、自前で用意したアノンチャンの画像(こちらは手描きしたり3Dモデルを使ったり)を合成して作成しています。我ながら良い絵だとおもうし、さらにこれがお金になるならめっちゃ良くないですか?(正直文章)

ということでこれらの作品をNFTマーケットの大手、Openseaに登録して売ってみることにしました。

で、登録するだけでは誰も見てくれないので、instagramで宣伝してみることにしたのですが。。NFTアート関連のタグを付けて画像を投稿した途端、「数秒」のうちにこんなコメントがわんさか飛んでくる。

誇張でなく数分のうちにこうなるので、botかなんかなんでしょうが、もう既にNFTの世界の怖さを垣間見る。

でも、ひょっとしたら本当に良いと思って声をかけてくれているひともいるのかもしれない、と人を信じる気持ちを思い出し、「キミの作品はcoolだから力になりたい!DMくれ!」というメッセージのひとつに本当にDMしてみることにしました。

希望を抱いたのもつかの間、すぐに「○○ドルでプロモーションするぜ」と金の話をされます。

「本当にわたしの作品が良いとおもったんだったら、無料で拡散してくれませんか?」と人間味に訴えてみるが、「まあでも、こっちも商売なんで。。」と一蹴されてしまいました。

というわけで、なんだかどこを向いても金、マーケティング、プロモーションの話ばかりで、すっかり雰囲気に負けてしまい、今は粛々とSNSに作った画像を投稿するだけにしています。NFTマネーを得ることはできませんでしたが、その方が心は平和です。

でも、ギャラリーで個展とか開かなくても、業界にツテが全くなくても、自分で自分の作品の価値を決めていきなり売り出すことができるっていうのは、別に悪いことではないと思います。まあNFTじゃなくてもそういうのはあるのかもしれませんが。。

ちなみに、色々タイミングが良くて参入費用はタダだったので特に失ったものはないのですが、これから始めようという方は初期費用等がかかる場合もあるし、ぼったくりプロモーション業者とかもあるっぽいので、気を付けてください。。

久々にライブで音楽を聴く

今年は久々にライブで爆音で音楽を聴く体験が何度か出来て楽しかったです。

いつもオーディオプログラミング関連で面白い講座を開催してくれているamcjさんのリアルイベントも初めて観に行くことができ、ライブコーディングの実演が見られて大変刺激を受けました。やはりこういうのはどでかスピーカーで聴かないと聴こえない音がいっぱいある気がします。

アイドル(JO1)のライブを見に福岡に遠征したのもとても楽しかったです。それについては以前のブログに

また、電子音楽系のフェスであるMUTEKも久々にリアルで観に行くことができました。参加したひとの感想でみんな「重低音で腰痛が治った」って言ってて笑ったのですが、確かにこの内臓を揺らされる感覚は身体に良いような気がします。定期的に浴びた方がいいです。

平日だったので仕事が終わった後に渋谷Streamに行ったのですが、なんかこういう風にイベントをさくっと観に行く生活を日頃からしてえなあとおもいました。でもひとりで参加するのはちょっとさみしいので、だれか気軽に誘ってください。

基板を発注する

アイドルのトレカ等をケースに入れて装飾する、「トレカデコ」という世界があることは何となく知っていたんですが、実際に自分でやってみたら想像より奥深い世界でした。主に100均シール等でデコるんですが、どのシールをどこに配置するか、というのを貼る前に想像するには空間把握能力が求められるし、トレカの絵柄に対してどんなテーマでまとめるか、というトレカに対する読解力やセンスも問われます。本当に難しい。トレカデコは禅問答。トレカデコは盆栽。

シールだけでなく、レジンとかクレイとかを使って立体的に装飾している人もいますし、この際センスとか考えずにもっと自由にデコってもいいんじゃないかと考えて、光らせるのはどうかな?と思い立ちます。

で、これはこれで良いんですが、裏側で配線を空中はんだしているので、そこが不安定で良くない。そこで、いっそこれ用に基板から作るか、と決意し(今考えると別にそこまでする必要はない)、実際に基板をデザインして業者に発注してみました。

出来た基板がこれ!!

まあ折角作ったのにまだ組み立ててちゃんと動くか確かめられてないんですけど。。

しかし、これからもトレカデコは続けていきたいし、さらに自由な発想のトレカデコ、エクストリームトレカデコをやっていきたいと思っています。またレンタルスペース等をかりてトレカデコする会とかもやりたいです。

マストドンを始める

ツイッターがだいぶアレなことになってしまいましたが(現在進行形)、まあこのブログもあるし、急いで別の発言場所を作らなくてもいいかな?と思ってはいたんですが、どうやらマストドンはサーバー管理者になるとオリジナルの絵文字を登録して使えるらしい、と知って居ても立っても居られず、アカウントを作ってしまいました。

本当はサーバー自体自分で立ち上げてみようかと思っていたんですが(脱中央集権化というマストドンの思想でいったらそれが一番ベターだとは思う)、そんなにサーバー運用の知識があるわけでもないし、作成ができてもその後定期的に運用保守していく自信はとてもないなあと考え、今回は代行サービスと契約してサーバーを立ててもらうことにしました。

月何百円かかかることになりますが、実はこのブログ等も有料サーバーで契約して運営してまして、それによって「自分でお金払ってる空間だから自分の好きなこと書くぞ」という心持ちを買えてる部分があります。

実際マストドンで自分だけのインスタンスを始めてみると、外観も結構自由にいじれるし、自分の城って感じがして、居心地の良さは100点です。

ただ、やっぱりツイッターほど人がいないのと、ひとりしかいないサーバーにいるとフォローしてない人の情報は一切流れてこないので、ちょっとさみしいです。もっと人が増えるといいな。。

というか、ツイッターが消えてなくならないとしても、思想的な部分で離脱するひとがもう少し増えるんじゃないかと予想していたんですが(企業アカウント含め)、急にはそうならないのを見るとやっぱりもう替えが効かないプラットフォームになってるんだな、ツイッター。。

ともかく、わたしはここにいるのでよかったらフォローしてね。

https://anon-chan.com/@rucochanman

曲を作る

「筋トレやりたい」と「曲を作りたい」はわたしが10年以上言ってて決してやらない事トップ2だったんですが、今年はついに!曲を作れました!

とある場所でたまたま「フリーソフトウェアのみを使った曲を収録するコンピの曲を募集している」というのを聞いて、ぜひ参加したい!となったのがきっかけでした。でも、アマチュアなので、自分なんかが参加していいのだろうか。。とか、色々悩んだんですが、結果、ありがたい感想等も頂けて、本当に嬉しかった。

まだまだ、どうやって作っていくかとか、そういう所が手探りすぎる状態なんですが、それでもまずはやってみたってことに勇気づけられたので、来年ももっと作品を作っていきたいです!!

あ、ちなみに去年始めたダンスはちょっと今さぼってます。。ら、来年から再開します。

今年も、リアルでもオンラインでも交流してくれるみなさんのおかげで楽しいことがいっぱいありました。来年もどうぞ仲良くしてください。良いお年を!!